信越
姫川源流湧水
名水百選の1つに長野県北安曇郡白馬村神城(きたあずみぐんはくばむらかみしろ)の姫川源流湧水(ひめかわげんりゅうゆうすい)があります。
北安曇郡は人口が約3万4千人で面積が約545平方kmであり 長野県の北西部にある郡で白馬村は北アルプスの山麓の村です。白馬連峰の白馬岳から村の名前がつけられているそうですね。
姫川源流湧水は、標高が約700m付近にあり、湧水の硬度は約17で水温が約10℃、湧水量は1日あたり約8000~26000立方mだそうです。姫川源流湧水は、白馬村の山あいの平坦なところから清らかな水が多く湧出してており、この湧水が姫川となっているそうです。
姫川源流付近は湿原植物が多く、長野県の自然環境の保全地域に指定されているそうですね。姫川源流から始まっている姫川は北安曇郡小谷村や新潟県の糸魚川市を経て日本海に流出しています。姫川は全長が約58kmで流域の面積が約742平方kmで、川幅の長いところでは約450mにもなるでしょう。
安曇野わさび田湧水群
名水百選の1つに長野県安曇野市豊科・穂高(あずみのしとよしな・ほだか)の安曇野わさび田湧水群(あづみのわさびだゆうすいぐん)があります。
安曇野市は人口が約9万7千人で面積が約332平方kmで長野県の中央部にある市で松本盆地の北西部にあり、黒沢川や梓川や烏川や中房川などが複合してできている扇状地にあります。
扇端の付近では湧水が豊富で山葵の栽培がされており、扇央部では、拾ヶ堰などの用水路による灌漑で水田地帯となています。松本盆地は日本アルプスの山々が周りにあり、とても景色のよいところで知られています。
わさび田湧水群は、日本アルプスの山々の雪が解けた水が地下に浸透し、その水が湧き出てきたもので、この湧水は葵の栽培の他にもニジマスの養殖などに使われているようです。
湧水群は標高が約530m付近にあり湧水の硬度は約60で水温が約13℃で1日あたりの湧水量は約70万トンといわれています。地下水は安曇野市の水源になっていて水質検査や地下水の水位の確認が定期的に行なわれているそうですね。
猿庫の泉
名水百選の1つに長野県飯田市羽場(いいだしはば)の猿庫の泉(さるくらのいずみ)があるでしょう。
飯田市は人口が約10万7千人で面積が約659平方kmで長野県の南部にあり、天竜川の川沿いにある市で、四方を山々で囲まれており、夏は暑く冬は寒い内陸性の気候です。山で囲まれているため台風の被害は少なく、霧が多いところです。
猿庫の泉は飯田市の郊外北西部にある風越山の山麓にある円悟沢で湧き出ています。飯田市は江戸時代に飯田藩の城下町だったそうですが、古くから猿庫の泉がお茶に適した水で知られており、飯田城主は毎朝家来に湧水を取りにいかせて、この水を使って茶の湯をたてたそうですね。
猿庫の泉は名水百選に選出された当時から水量もあり、地元の人々により大事にされていて、現在も茶道のために適している湧水で認知され保全のための活動に地元の方々が力を注いでおられるようですね。猿庫の泉保存会では、名水の周辺の清掃活動を定期的に行なっているそうですね。