「日本の名水紀行」では、日本各地の名水情報や水源情報を掲載。
また、原水やミネラルウオーターなど水にまつわる情報もご紹介しています!

日本の名水紀行

東海

恵利原の水穴(天の岩戸)

名水百選の1つに三重県志摩市磯部町恵利原(しましいそべちょうえりはら)にある恵利原の水穴(天の岩戸)(えりはらのみずあな あまのいわと)があります。

志摩市は人口が約5万7千人で、面積が約180平方kmで三重県志摩半島南部にあります。恵利原の水穴の湧水は、伊勢志摩国立公園となっている志摩半島にあり、逢坂山の山腹付近の洞窟から湧き出ています。

湧出した水は神路ダムに注がれており、清らかな水は志摩用水の源水にもなっているようです。

洞窟の周辺は石灰岩でできており、湧水量は年間を通じてほぼ一定で1日あたり約31000トンで水の中の水素イオン濃度を表すpH値は約7.8とアルカリ性で、水量や水質は名水百選に選出された頃とほとんど変化なく、良好な状況を維持しているようです。

天の岩戸は日本の神話にでてくる岩でできている洞窟で、天照大神がここに隠れてしまい、世界中が暗闇になったという岩戸隠れの話は有名ですよね。名水周辺は地元の老人クラブの方々により清掃活動などが実施されているそうです。


智積養水

名水百選の1つに、三重県四日市市智積町(よっかいちしちしゃくちょう)の智積養水(ちしゃくようすい)があります。四日市市は人口が約30万7千人で面積が約206平方kmで三重県の北部にある市です。

智積養水の水源としては上流地域の菰野町にある森知地内の湧水となっています。年間を通して、水量が豊富で付近には自噴井が多く見られます。

智積養水は標高が約48m付近にあり水の硬度が約33で水温が約19℃で水量は1日あたり約19000トンで、知積町の中心部を流れています。古くから野菜を洗ったり、食器を洗ったり、生活用水としてよく使われていたため、養水と呼ばれ大切にされてきたのでしょう。

しかし、いつの頃からか忘れられつつあり、次第に汚れてきていたようですが、再び見直され、子供や自治会などによる浄化が始められ、現在も水質の保全がされているようですね。鯉も放流されているようですね。地元の自治会の方々により、智積養水付近の清掃が定期的に行なわれているそうですね。


木曽川 中流域

名水百選の1つに愛知県犬山市(いぬやまし)の木曽川 中流域(きそがわちゅうりゅういき)があります。

犬山市は人口が約7万5千人で面積が約75平方kmで愛知県の北西部にある市で、西側は平地で、東側は山間部になっています。木曽川は一級河川で長野県~岐阜県~愛知県~三重県を流れ伊勢湾に流出しています。

長野県木曽郡木祖村にある標高が2446mの鉢盛山を水源としており川は南西方向に流れています。木曽川は源流付近では味噌川と呼ばれているそうです。可児市で木曽川と飛騨川が合流し、この合流付近から愛知県の犬山市にある犬山城付近まで渓谷になっており、これらは日本ラインと呼ばれています。この渓谷では、河岸や急流などの景色が素晴らしいことで知られています

水量は1日あたり約1500万トンで水質も良く生活環境の保全に関する環境基準ではAA類型だそうですよ。このため、木曽川の水は、犬山市や名古屋市などの上水道の水源としても使用されていて、年に2回の水質の調査も行なわれているようです。


柿田川湧水群

名水百選の1つに静岡県駿東郡清水町(すんとうぐんしみずちょう)の柿田川湧水群(かきたがわゆうすいぐん)があります。

駿東郡は人口が約9万3千人で面積が約172平方kmで清水町は人口が約3万2千人で面積が約9平方kmで静岡県の東部にある町です。温暖な地域で、町には全長が約1.2kmで川の幅が30~50mの一級河川である柿田川が流れています。

柿田川は日本三大清流の内の1つで、静岡県の東部地域では水道用の水に使われているそうです。また、柿田川の水を使って製造された清酒や焼酎もあるそうです。この川は柿田川公園で湧き出している水が水源となり、川となっています。

柿田川湧水群の水源は富士山の東側の斜面からの雪解け水や雨で、この水が地下に浸透し柿田川で湧出しているようです。柿田川湧水群は標高が約17m付近にあり湧水の硬度は約48で水温は年間を通じて約15℃で湧水量は1日あたり約100万トンです。水質も良く厚生労働省のおいしい水の条件を満足しているそうですね。


養老の滝・菊水泉

名水百選の1つに岐阜県養老郡養老町(ようろうぐんようろうちょう)の養老の滝・菊水泉(ようろうのたき・きくすいせん)があります。

養老郡は人口が約3万2千人で面積が約72平方kmで岐阜県の南西部にあります。西側には標高が700~900mの養老山地があり、東側には揖斐川が流れています。養老山地の東側は断層崖で多くの滝があることで知られています。

これらの滝の一つに養老の滝があり、滝からの水が地中にしみ込んだ後で湧き出てきたものを菊水というそうです。養老の滝は落差が約32mで幅が約4mで養老公園にあり、日本の滝百選にも選出されているそうです。この名水を使って製造されたラムネやサイダーなどがあり人気を呼んでいるそうです。

菊水泉は養老神社の境内にあり、地域の方々や観光協会の人々によって、定期的に名水周辺の清掃活動が行なわれているそうですね。水質検査も行なわれているそうですね。水の硬度は養老の滝が約34で菊水泉が約85で、水温は、養老の滝が約20℃で菊水泉が約13℃だそうです。



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