近畿
紀三井寺の三井水
名水百選の1つに和歌山県和歌山市紀三井寺(わかやましきみいでら)の紀三井寺の三井水(きみいでらのさんせいすい)があります。
和歌山市は人口が約37万2千人で、面積が約209平方kmで和歌山県の北部にあります。江戸時代には徳川御三家の紀州徳川家が統治する紀州藩の城下町で繁栄しているところで、紀三井寺の三井水は湧水で三井水は「楊柳水」と「清浄水」と「吉祥水」の三つの井戸をいい、この三井水にちなんで、お寺の名前も名付けられているようです。
湧水のある場所は和歌山市の南部方面で旧熊野街道沿いに建立されている「紀三井寺」です。約1200年ほど前に開山された紀三井寺は清浄水を飲料水として使用しているそうですね。
吉祥水は地域の吉祥水保存会の方々により、周辺の清掃などが行なわれており、また、水質の保全や湧水の維持や管理も行なわれ復旧しているそうですね。楊柳水は、今後の保全が望まれているそうですね。地域の方々は、この湧水をコーヒーや茶道や書道用の水として使っているそうですね。
野中の清水
名水百選の中の1つに和歌山県田辺市中辺路町野中(たなべしなかへちちょうのなか)の野中の清水(のなかのしみず)があります。
田辺市は人口が約8万人で、面積が約1027平方kmで和歌山県の中南部にある市で、北側には紀伊山地があり、世界遺産に登録されている「紀伊山地の霊場」と、参詣道の「熊野参詣道」、「熊野九十九王子社跡」、「熊野本宮大社」などがあることで知られています。
世界遺産には複合遺産や文化遺産や自然遺産や危機遺産などがあり、紀伊山地の霊場と参詣道は文化遺産で、和歌山県~奈良県~三重県にわたる熊野古道や高野山町石道などの参詣道や寺院などをいうようです。
「野中の清水」は、野中坂巻山の中腹付近より湧出している清水で、古くから飲料用の水や生活用水に使われでいるそうです。
野中の清水の近辺は水利が不便な場所のようですが、野中の清水は日照りでも湧水が枯れることなく湧き出ており1日あたり約50~200トンの湧出量があるそうです。野中の清水は地元の方々による清掃が実施されており、田辺市でも野中の清水などの環境の整備を行なっているようですね。
洞川湧水群
名水百選の1つに、奈良県吉野郡天川村洞川(よしのぐんてんかわむらどろかわ)の洞川湧水群(どろかわゆうすいぐん)があります。
吉野郡は人口が約5万人で面積が約2055平方km郡で奈良県の中央部よりやや南の位置にある郡です洞川湧水群は熊野川の上流部、大峯山麓で標高が約1000m付近にあります。奈良県のほぼ中央部の周辺付近は、多くの降水量があり石灰岩の侵食でできた洞窟も見られるようです。
洞川湧水群はこれらの洞窟から湧き出している湧水で、「ごろごろ水」や「泉の森」や「神泉洞」などが知られています。「ごろごろ水」は奈良県の天然記念物である五大松鍾乳洞の近くに湧き出ている豊富な湧水で、洞窟の中で奇妙に反響が生じることから、ごろごろ水と呼ばれてきたです。
泉の森神社境内にある泉の「森の湧水」は、樹齢が300年以上もある御神木の奥側の洞穴から湧き出ている風情豊かな湧水です。
「神泉洞」は、清らかな水が洞窟から流れていますが、水源や湧水の流れていく行き先が定かでないため、神秘の流れということで神の泉と呼ばれているそうですね。湧水の硬度は約64~81で水温は約10~12℃であるようですね。
千種川
名水百選の1つに兵庫県南西部 宍粟市、佐用郡佐用町、赤穂郡上郡町、赤穂市坂越(しそうし、さようぐんさようちょう、あこうぐんかみごおりちょう、あこうしさこし)の千種川(ちくさがわ)があります。
宍粟市は人口が約4万2千人で面積が約659平方km、佐用町は人口が約2万人で面積が約308平方km、上郡町は人口が約1万7千人で面積が約150平方km、赤穂市は人口が約5万1千人で面積が約127平方kmです。それぞれ兵庫県の西南部に位置しています。
千種川は二級河川で全長が約68kmで流域面積が約730平方kmです。千種川の水源は標高が約1098m付近にある江浪峠で河口は播磨灘になります。千種川の川沿いには、景観の良いキャンプ場や野外活動施設が整っているようです。
千種川の水は清らかで、水質は良好でしょう。千種川の全域で十分な環境基準をクリアしていて、上流部は豊かな自然環境が残っていて人々の目を和ませてくれています。地元の小中学生が水生の生物の調査を行なったり、また、地元の方々による水質検査や保全か活動などもされているようです。
布引渓流
名水百選の1つに、兵庫県神戸市中央区葺合町(こうべしちゅうおうくふきあいちょう)の布引渓流(ぬのびきけいりゅう)があります。
神戸市は日本六大都市の1つで、政令指定都市であり、人口が約153万人で面積が約552平方kmの兵庫県の南部にある県庁所在地で、その中の中央区は、人口が約12万人で面積が約28平方kmで葺合区と生田区が合併により誕生した区です。
神戸市の中央部に流れる生田川流域に布引渓流があります。生田川の源は、地下水を豊富にかかえている雄大な六甲山で、貯水量が約42万立法mの布引貯水池の水は、神戸市の水源として使われているようです。
また、布引渓流には、日本三大神滝の内の1つで名を知られる「布引の滝」があります。雌滝や雄滝や夫婦滝や鼓滝などの4つの滝からなり、これらの滝の総称を布引の滝と呼ばれているようです。
布引渓流の周辺は自然が残っており憩いの場所でもあるため婦人会や子供会などの市民の方々によって環境が保全されているそうです。