九州
白山川
名水百選の1つに大分県豊後大野市三重町中津留(ぶんごおおのしみえまちなかづる)の白山川(はくさんがわ)があります。
豊後大野市は人口が約4万人で面積が約603平方kmで大分県の南部の方にある市です。「白山川」は、標高が1602mの傾山が水源となっています。「稲積水中鍾乳洞」も白山川の源流となっているそうですね。
大野川水系の「奥畑川」と「中津牟礼川」をまとめて「白山川」と呼ぶそうです。
「奥畑川」と「中津牟礼川」は双方とも「祖母傾国定公園」の水源が多いようです。祖母傾国定公園には、標高が1756mの「祖母山」、1643mの「大崩山」、「傾山」などの山々や「藤河内渓谷」、「高千穂峡」、「祝子川渓谷」などが入っています。
「白山川」では変わった形の岩や大きな岩も多く、渓流に沿った岸壁からは地下水が湧出しているそうです。水が綺麗な清流でムカシトンボやゲンジボタルなども生息しているそうです。
水の硬度は約25~46で水温は約8~22℃です。地元の白山川を守る会の方々によって清掃活動などが行なわれているそうで、農薬を使う量を減らしたり、有機リン酸系合成洗剤の不使用などによる河川の浄化活動も行なっているそうですね
竹田湧水群
名水百選の1つに、大分県竹田市(たけたし)の竹田湧水群(たけたゆうすいぐん)があります。
竹田市は人口が約2万5千人で面積が約478平方kmで大分県の南西部に位置します。
「竹田湧水群」は淡水型で標高が240~280m付近にあり、湧水の硬度は約50~66mg/Lの軟水で水温は約15~17℃で湧水量は1日あたり約6万~7万トンだそうです。
竹田市の市街地の南側にある湧水群で「河宇田湧水」、「泉水湧水」、「矢原湧水」「長小野湧水」などがあります。
「河宇田湧水」は1日あたりの湧水量が約8600立方mで、ホタルの名所で知られています。「泉水湧水」は1日あたりの湧水量が約4300立方mで、透明度が高く、まろやかな味わいで、人気も高いそうです。
「矢原湧水」は1日あたりの湧水量が約3500立方mで小さな湧水です。「長小野湧水」は「鳴瀧湧水」と「塩井湧水」の2箇所あり、それぞれ1日あたりの湧水量は約940立方mと約5600立方mだそうです。
湧水は飲料用の水や灌漑用の水や魚の養殖用の水として使われているようです。名水会などの団体が中心になって、清掃などの保全活動を実施しているそうですね。
男池湧水群
名水百選の1つに大分県由布市庄内町阿蘇野(ゆふししょうないちょうあその)の男池湧水群(おいけゆうすいぐん)があります。
由布市は人口が約3万5千人で面積が約319平方kmで大分県の中央部付近にあり、北の方には、標高が1583mの「由布岳」や標高が1168mの「城ヶ岳」があり、南の方には、標高が958mの「時山」や標高が1174mの「花牟礼山」などの標高の高い雄大な山々が存在感たっぷりに聳えています。
「男池湧水群」は標高が860m付近のところにあり、「阿蘇くじゅう国立公園」の中の「九重山」の東麓にある標高が1587mの「黒岳」から湧きでている清らかな水です。
「黒岳」からの地下水が、およそ数か月~1年以上かけて地中に浸透し湧き出してくるため、ミネラル分が含有されているのでしょう。また、炭酸ガスも含有されているそうです。
湧水の水質は炭酸水素カルシウム型で硬度は約108で、水温は約13℃で湧水量は1日あたり、約20000立方メートルだそうです。古くから主に生活用水や農業用水として使われているようです。
池山水源
名水百選の1つに熊本県阿蘇郡産山村田尻(あそぐんうぶやまむらたじり)の池山水源(いけやますいげんがあります。
阿蘇郡は人口が約4万人で面積が約703平方kmで熊本県の中央より、やや北東部にある郡で、その中の産山村は人口が約1千7百人で面積が約61平方kmで、「阿蘇くじゅう国立公園」になっていて、九重連山地域にもなっています。
「池山水源」は、標高が約770mの付近にあり、阿蘇山の北側にある玉来川の源流になっています。水源は標高が1787mである久住山の南側の麓の斜面と標高が1592mの阿蘇山の外輪山に挟まれている場所にあります。
湧水池は縦が約30mで横が約15mで湧水は農業用水や生活用水に使われているでしょう。湧水の硬度は約26mg/リットルで水温は約13。5℃で湧水量は1日あたり約43000立方mだそうですね。飲料水などでも販売されているそうですね。
菊池水源
名水百選の1つに、熊本県菊池市原(きくちしはる)の菊池水源(きくちすいげん)があります。
菊池市は、人口が約5万1千人で面積が約277平方kmで、熊本県の北部に位置します。「菊池水源」は熊本市から北東の方向に約25kmほど行ったところにあります。
天然の広葉樹が茂っており多くの野鳥が見られるこの地域は、阿蘇くじゅう国立公園になっており、かつて菊池川の源流地帯は「菊池水源」と呼ばれていたのが、「菊池渓谷」という名前に変わっているそうです。
渓谷を流れている水は、そのほとんどが、阿蘇外輪山の伏流水になっています。「菊池水源」は標高が約500~600mの付近にあり、菊池水源は一級河川である菊池川の源流です。
湧水の硬度は約24であり水温は約13~15℃だそうですね。水の質や湧水量などは名水百選に選定された頃とあまり変わっておらず、良い状態を保持しているようです。地元の方々が中心となって1年を通して水質保全のための活動が行なわれています