九州
竜門の清水
名水百選の1つに、佐賀県西松浦郡有田町広瀬山(にしまつうらぐんありたちょうひろせやま)の竜門の清水(りゅうもんのせいすい)があります。
西松浦郡は人口が約2万1千人で、面積が約66平方kmで佐賀県の西部にある郡で、有田町はあの有田焼で有名なところです。
「有田焼」は磁器で、「伊万里」という名前でも呼ばれていますが、「伊万里」の名前は有田焼が伊万里港から積み出されていたことからきているそうですね。
「竜門の清水」は、佐賀県立自然公園にある標高が516mの黒髪山の山麓から湧出している水で、周辺は原生林に囲まれ湧出した水は、原生林の間を流れ竜門ダムに流入しています。この水は、主に水道用水として使用されているようです。
「竜門の清水」の名称は、竜門峡の地名からきているそうです。周辺ではキャンプ場も整備されており、キャンプ用の水などにも使われているようです。周辺では、竜門クリーンクラブの方々などによって月に1度くらいの頻度で清掃などの保全活動が行なわれているようです。
不老水
名水百選の1つに福岡県福岡市東区香椎(ふくおかしひがしくかしい)の不老水(ふろうすい)があります。
福岡市は人口が約143万1千人で面積が約341平方kmで福岡県の西部に位置します。不老水は香椎宮の境内にある井戸水です。境内とはいっても本殿から山手の方に約300mほど離れていて、香椎宮の敷地内では、飛び地の境内です。
不老水は、午前10時~午後3時の時間であれば無料で汲めるそうですが、湧水量があまり多くないため、地下水である不老水を汲みあげて持って帰れる量には制限があるそうです。2リットル用のペットボトルで2本以内だそうです。
「不老水」と呼ばれるように、「病気祓い」、「長寿」の水とも伝われいて、この不老水を使って、お米を炊かれる方もおられるそうですよ。また、飲み水として用いる場合には煮沸することが必要だそうです。
名水百選に選出された頃に比べると湧水量は減ってきているそうですね。地域周辺の方々により清掃などの保全活動が行なわれているそうですね。
清水湧水
名水百選の1つに福岡県うきは市浮羽町山北(うきはしうきはまちやまきた)の清水湧水(きよみずゆうすい)があります。
うきは市は人口が約3万2千人で面積が約118平方kmで、福岡県の南東部に位置します。棚田が有名で、「つづら棚田」は日本の棚田百選にも選出されています。農林水産省の棚田の定義は「傾斜度が20分の1以上の水田」で、傾斜度が20分の1というのは、水平に20m進むと1m高くなっている傾斜だそうです。
浮羽町では飲料水は地下水でまかなわれている全国でも大変稀で、貴重な町です。標高が約60m付近の所にある清水湧水は清水寺の境内に湧出する泉で、その水は清らかで澄んでおり質が良く、PH値は約7.8で水温は約17℃、湧水量は1日あたり約700トンだそうです。
湧水は周辺地域の飲料用の水のほかに、農業用の水や生活用水に使われているようですね。そして清水湧水は地元の清水湧水保存会の方々の手により、大事に守られているそうですね。